大正11年の創業以来、私たちはおよそ100年にわたり山林を守り継いできました。創業当時は日本の経済成長を支える木材生産の場として、 そして今では環境保全の場としても、 時代に合わせてかたちを変えながら暮らしに関わっています。
植林事業には、木を植えてから伐採するまで、最低でも50年もの歳月を要します。その土地の肥沃度、斜面の向き、そして気象条件を勘案しながら、常に「適地適木」を念頭に慎重に樹種を選定してきました。「ここでは50年育てよう」「こっちでは100年育てよう」と、さまざまな条件をもとに計画を立て、未来の暮らしに想いを馳せながら愛情を込めて木を育てています。